[ジャニーズ・メディアの裏側]

井ノ原快彦、喜びの妻出産もファンに対しては”なかったこと”に

2010/03/06 08:00

　3月3日、長男が無事誕生したことを直筆署名入りの文書で発表したV6井ノ原快彦、瀬戸朝香夫妻。3月2日の午後3時45分に誕生し、母子ともに健康とのこと。「目は母親に似てぱっちりしておりますので、胸をなでおろしております。夫婦で力を合わせ、愛情をたっぷり注ぎ、楽しい子に育てていきたいと思います」と井ノ原らしい自虐的なジョークを交えながらのコメントとなった。

　しかし、ファンとしてはやはり井ノ原個人からの”声”が聞きたいところ。井ノ原といえば、ジャニーズの公式携帯サイト「Johnny’s Web」で連載「イノなき」を持っており、毎日更新を売りにしている。なんらかの形で喜びのコメントがあるかと思いきや……。

「ニュースを知り、すぐにJohnny’s Webにアクセスしたのですが、3月2日は花粉症の話、3月3日はコンビニのコーヒーの話、3月4日は6人での仕事の話……と、一切出産のことには触れられていない。出産の日はオフで、出産にも立ち会ったそうなのに……。以前、妊娠発表の際にもこんな感じだったので予想はしていましたが、少しくらい有料サイトならではのイノッチの声が聞けたら嬉しかったのになって思います」（井ノ原ファン）
　
　瀬戸との結婚の際には「ファンに一番に伝えたかった」と、コンサートのMCで発表を行い、誠意を見せた井ノ原。しかし、感激するファンがいる一方で「コンサートを私物化するな！」「そんな話、聞きたくなかった」と、一部のファンからは批判の声が集まった。また、瀬戸朝香のブログにもファンから”攻撃”が仕掛けられるなどのドタバタもあり、井ノ原も懲りてしまったのかも？

「SMAP木村拓哉、TOKIO山口達也など既婚者子持ちのアイドルは存在しますが、事務所の”家庭のにおいを出さない”という方針があるせいか、公の場ではそうした事柄に極力触れないようにしているようですね」（ジャニーズに詳しい女性誌記者）
　
　子連れ限定のディナーショーを行うマッチや、息子をジャニーズ入りさせた植草克秀、岡本健一など、ファンの年齢層がある程度高くなれば別だが、活躍中のジャニーズアイドルが”良き夫””良きパパ”として存在していくにはまだまだ超えられない壁があるようだ。　　