サイゾーウーマンコラム「積み立てコツコツ」加藤清史郎クンのCMから放たれる”生臭さ”の正体 コラム 今井舞の「週刊ヒトコト斬り」 「積み立てコツコツ」加藤清史郎クンのCMから放たれる”生臭さ”の正体 2009/12/31 22:00 週刊ヒトコト斬り 『こども役者』加藤清史郎(小学館) ――毒舌コラムニスト・今井舞が、話題のアノ人物やアノニュースをズバッとヒトコトで斬り捨てる! ◎コツコツ働きます あちこちでひっぱりだこの「こども店長」加藤清史郎クン。子どもっぽいかわいらしい拙さで、ダンスを披露するCMも多い。しかし、「田中貴金属」のCMはどうだろう。「純金積み立てコツコツ、プラチナ積み立てコツコツ」って、あれ子どもが口にするにはちょっと歌詞が生臭過ぎやしないか。今まではCGアニメのキャラと、家族のモデル役の人たちが踊っていおり、その中には子どももいたのだが、皆「無記名」の人物ゆえに生臭さからは逃れられていた。しかし、稀代の人気子役を使ったことで、「かわいいボクみたいな子どもの為にお金貯めなよ」というメッセージが直接脳に刺さる。……まだまだ当分不景気は続くのだな。 ◎幸の生活披露会見 クリスマス・イブの日に「しょんぼり会見」をするハメになった鳩山首相。しかし、その十時間ほど前、『はなまるマーケット』(TBS系)に幸夫人が出ていた。「和服は自分で着つけますの。これは夫の外遊について行った時の写真ですのよ」と意気揚々。いかにも選ばれし人間、といった感じで生活のあれやこれやを披露していた。間が悪いなあ。「今日だけはやめてくれや」という夫の涙目が目に浮かぶようであった。 ◎浮世離れした胸元 本を出したとかで、宣伝の為にあっちゃこっちゃ日本のマスコミに出ているオノ・ヨーコ。「今こそ愛が必要な時です」「ジョンとは今も会話を楽しんでいます」と、相変わらずの浮世離れ。こんな本出しても、もうアメリカじゃ売れないんだろな。体のいい出稼ぎか。しかし、いつも必ずジャケットの下は何も着ず、胸元をざっくり開けて、シワシワにたるんだ胸の谷間を見せつけるのは何故なのか。本人も「セクシー」を強調してる風ではないし。「大人の女」ってこと? それともまさか……「母性」!? 今井舞(いまい・まい) 週刊誌などを中心に活躍するライター。皮肉たっぷりの芸能人・テレビ批評が人気を集めている。著書に『女性タレント・ミシュラン』(情報センター出版局)など。 【バックナンバー】 ・『徹子の部屋』HPにまで行き届く、徹子の気遣い ・『踊る大捜査線』復活で、織田裕二が誰もふれられない”極地”に到達 ・押尾学が師走のお茶の間に与えた『やまとなでしこ』という喪失感 最終更新:2019/05/22 19:53 次の記事 山下智久にフラれた加賀美セイラのラブ写真流出! 赤西軍団と…… >