サイゾーウーマン芸能テレビテレビツッコミ道場「オレのカレーは世界一」吉田栄作の意外な話術 芸能 [TVツッコミ道場] 「オレのカレーは世界一」吉田栄作の意外な話術 2008/11/22 08:00 武内陶子テレビツッコミ道場マナカナ吉田栄作 11月19日放送のNHK「スタジオパークからこんにちは」に、今回はツッコませていただきます。 ゲストは吉田栄作。現在、NHK連続テレビ小説「だんだん」で、主人公役のマナカナの父親で松江のシジミ漁師、忠役で出演中。 忠の背中には、2人の妻、離ればなれになった双子、ボクサーの夢の挫折、グレかけた息子などといった、”昼ドラ的設定”が重くのしかかっており、なかなか笑顔を見せてくれない。このドラマを見ていると、いつあのジェットコースタードラマ『もう誰も愛さない』ばりに、「うぉぉぉぉぉーっ!」と叫ぶんだろうと、つい思ってしまう。 「いつ笑ってくれるんだという質問がよくきますね」と、番組では笑顔を見せてくれたので、ちょっと安心。 同番組を見ていて印象深かったのが、栄作自身が「かつてのトレンディ俳優・吉田栄作」を客観視していること。トレードマークにもなっていた白いTシャツについては、一時期さすがに恥ずかしい時期もあったといいながら、「結局一番好きな格好なんですよ」とのことで、今も着ているらしい。そのTシャツ話から、 「今もインですか?」 と武内陶子アナにたずねられると、 「基本はアウトです、今の時代はさすがに」 と返す栄作。その後、「栄作ならインじゃないと」という視聴者のツッコミを代弁するかのようなトークが続く。どうでもいいが、この間、何回「イン」「アウト」という言葉を繰り返すんだ、陶子と栄作。 みんなが期待した、熱い男・吉田栄作の顔がついに出たのが、カレーの話になったとき。栄作自身もカレーに強いこだわりがあり、「オレが作るカレーは世界一」だという。スタパのディレクターもカレー自慢らしく、「オレのほうがうまい」「いや、オレだ」「じゃあ食わせろ」という言い合いになり、ディレクター特製のカレーが登場。一口食べると、 「うまいがね!」 と、島根弁でリアクションというサービスのあと、 「僕のやつの次にうまい」 負けず嫌い。そして、カレーの隠し味に味噌を入れるということで、はい、熱い一言。 「限界だなっていうぐらい突き詰めたんですけど、もう一段階伸びましたね」 達者な話芸を見せる栄作だが、視聴者からの「『意外だねえ』と言われることは?」という質問への回答は、 「しゃべってるだけで意外だねえと言われるんですよ」 確かに。 衝撃が走ったのは、「僕しじみ君」と書かれたシジミのキャラクターのイラストが披露された瞬間。シジミの貝殻に、眠そうなたれ目とベロを出したキャラで、かなり味がある。ぜひ「ぷっすま」で、草なぎ画伯と対決してもらいたい。 しかも、イラストには、「だよしさくえい」という、ユーモア感あふれるセンスのひらがなサインつき。その丸文字に、ちょっと「世代」がにじみ出る。 ところで気になったのが、番組の最後に、「お父ちゃん」とでっかい字で書かれたマナカナからのFAXが大映しにされ、そのまま番組が終わってしまったこと。そんな大事なものが届いているのに、なんで読まれずに終わってしまったの……? 届いたタイミングが遅すぎたのか。それで、「もう紹介するが時間ない。どうしよう? そうだ、映してしまえ!」という流れか。こういったものは、早めに送っておきましょう。 (太田サトル) 【関連記事】 マナ・カナもすっかりオトナ!? 夜のヒ・ミ・ツに思わず赤面っ … 【関連記事】 NHK朝ドラ『だんだん』の”キモスカ”石橋がクセになる! 【関連記事】 ベストセラーの次は講演行脚!? 麒麟田村の次なる野望 最終更新:2008/11/22 08:00 次の記事 ニコール・リッチーまた激やせ! 原因はストレス? >